
大田原市産業文化部文化振興課提供
- 区分/種別
- 県指定−無形民俗文化財
- 分類
- 民俗芸能
- 所在地
- 大田原市
- 時代
- 中世-室町時代
- 開催時期
- 10月第2日曜日
大田原市の上石上(かみいしがみ)地区に伝わる鍬を叩いて踊る民俗芸能。那須地区にはこのほかにも城鍬舞が伝わっている。
大田原氏は、現在の市街地東方、町島にある水口居館に居住していたが、天文14(1545)年大田原資清(すけきよ)の代に、前室城(大田原城)を築城して移り住むことになった。
築城にあたり資清は、周辺6か村の農民に工事に当たらせ、完成するとその労をねぎらうために宴を催したという。この時、石神村(上石上)の農民藤兵衛が、手にしていた鋤鍬を持って資清の前で即興で舞い出し、同席の人々も手にしていた鍬を叩いて囃した。その姿を非常に面白く思った資清は、以来、吉例として毎年、藤兵衛らを城中に招いて舞を演じさせるようになったと伝えられる。
初めは一定の形はなかったが、次第に舞踊として形が整えられ、地域の人々によって受け継がれ、今日に至っている。




